道、ベトナムなど開発途上国6国に消防車両36台を無償提供、整備技術団も派遣

投稿日d 2019-06-07 ヒット数 262

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○ 京畿道が開発途上国に消防車両36台と部品などを無償支援

– ベトナム、カンボジア、モンゴル、ミャンマー、インドネシア、フィリピンの6か国

○ 整備技術団も派遣、5月29日から6月3日までベトナムとカンボジア訪問

 

 

京畿道が、使用期間が経過した消防車両36台を、ベトナムやカンボジアなどの開発途上国6か国に支援する。この国々の災難対応能力向上と国際交流協力強化が目的だ。

5月30日、京畿道によると、道は京畿道公的開発援助(ODA)事業の一環で、道消防災難本部が所有するポンプ車7台、水槽車4台、レスキュー車1台、救急車24台などの消防車両36台と整備用消耗品(9種684点)を開発途上国に無償で提供することを決定した。

この車両は、法的使用期間が経過して使用停止が決定された不用車両だ。

支援国は、ベトナム(5台)、カンボジア(15台)、モンゴル(5台)、ミャンマー(4台)、インドネシア(6台)、フィリピン(1台)だ。先月5日にカンボジアに15台の車両が贈られ、残りの国々にも下半期までに贈られる予定だ。

消防災難本部は、車両だけでなく整備と操作要領などを教育する技術支援団5名を支援国に派遣する計画で、1次的は5月29日から6月3日まで、ベトナムとカンボジアを訪問した。モンゴル、ミャンマー、インドネシア、フィリピンは、下半期に派遣する予定だ。

京畿道消防災難本部の関係者は、「これまで消防庁との協業を通して支援してきた不用消防車両の無償譲与を、今年から京畿道が直接行うことにした。車両支援だけでなく、整備と運用に必要な技術も伝授して、開発途上国の災難対応能力の自立をサポートしていきたい」と述べた。

京畿道は、2006年から2018年まで、消防車両62台を開発途上国に無償提供してきた。