漢灘江地質公園「ユネスコ認定世界ジオパーク」申請書を提出

投稿日d 2018-12-13 ヒット数 434

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京畿道-江原道地域を流れる地質資源の宝庫、「漢灘江国家地質公園」が、ユネスコ世界ジオパーク認定へさらに一歩近づくことになった。

京畿道と江原道は「漢灘江国家地質公園」が、ユネスコ世界ジオパーク認定に向けた申請書を30日、ユネスコ本部に最終提出したと発表した。

これは今年11月22日に開かれた第20回国家地質公園委員会の審議で、「漢灘江国家地質公園」を世界ジオパークの候補地に選定することを決定したためだ。

審議決定により、道は漢灘江地質公園の条件履行計画と共に、世界ジオパーク認定申請書を環境部側に提出し、ユネスコ韓国委員会を経てユネスコ本部に提出された。

「漢灘江のユネスコ世界ジオパークの認定」は、京畿道が江原道と共に推進する共存協力事業の一つとして、優秀地質資源を保有する京畿道地域の抱川・漣川と江原道地域の鉄原を流れる漢灘江一帯が対象だ。

「世界ジオパーク」はユネスコが美的、考古学的、歴史・文化的、生態学的、地質学的価値を持った場所を保全し、観光資源として活用するために指定する区域で、世界遺産や生物圏保存地域と共にユネスコの3大保護制度の一つとなっている。

今後、来年3~4月中にユネスコ加盟国の検討および評価委員の書面評価などの手続きを踏み、7~8月にユネスコ評価委員の現場評価などを終えれば、2020年4月頃に最終的に認定されるかどうかが決まる見通しだ。
 


 
「漢灘江国家地質公園」は、独特の地質と地形的価値が認められ、2015年12月に環境部から国家地質公園として認定された。漣川~抱川~鉄原をまたぐ計1,164.74㎢の面積に、才人瀑布、ピドゥルギナン、柱状節理など24か所の地質名所がある。

京畿道と江原道は、2017年3月から学術論文の登載、環境部の説明、世界ジオパーク評価委員の招請説明など、漢灘江の世界ジオパーク認定に向けた共同努力を傾けてきた。