外国人投資企業「エア・リキード」、未来産業人材に安全技術ノウハウ伝授

投稿日d 2019-06-07 ヒット数 259

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○ エア・リキード・アドバンスド・マテリアルズ・コリアが道内の特性化高校を対象に「エア・リキード-特性化高校化学物質安全及び就業教育」実施

– 昨年10月に京畿道と締結した投資誘致協約の一環

– 化学物質取扱安全技術ノウハウを特性化高校の人材に伝授

○ 道内の特性化高校学生の外国人投資企業への就職活性化を図る

– 化学科学生に対する先進企業文化紹介と安全意識向上

 

世界的な化学会社であり京畿道の外国人投資企業でもあるフランスのエア・リキード(Air Liquide)が、道内の特性化高校学生の就職と安全力量強化に乗り出した。

京畿道は、フランスのエア・リキード韓国法人「エア・リキード・アドバンスド・マテリアルズ・コリア(Air Liquide Advanced Materials Korea)」が道内の特性化高校の学生を対象に、「エア・リキード-特性化高校化学物質安全及び就業教育」を実施することを5日に明かした。

この教育は、京畿道とフランスのエア・リキード・アドバンスト・マテリアル・コリアが昨年10月にパリで締結した、2千800万ドル規模の道内投資誘致協約の一環である。

当時、エア・リキード・アドバンスド・マテリアルズ・コリアは、半導体工程ガス常用のため華城市長安の外国人投資地域に2千800万ドルを追加投資して、110年安全経営の伝統を持つ自社の化学安全技術ノウハウを道内の特性化高校に伝授するなど、青年人材育成と地域社会発展に尽力することを約束した。

教育は、今年上半期4回、下半期4回の計8回にわたり実施される予定だ。

まず、上半期に水原三一工業高等学校と安山工業高等学校の化学科・化学工学科2~3年生の在学生を対象に、実際に製造現場で使用される化学薬品の安全な取扱方法と保護装備の着用実習教育を実施する。

これにより、5日、初めの教育が水原三一高校の化学工学科3年在学生80名を対象に実施された。

下半期には、電子・電気学科の学生を対象に教育を実施する計画で、教育対象学校は現在協議中だ。

特に、道はこの教育を「外国人投資企業」には教育と就業につながる特性化高等学校のメリットを紹介して、「特性化高校」には外国人投資企業の文化と就職条件を説明し、道内の特性化高校の人材の外国人投資企業への就職活性化の機会にする方針だ。

チェ・ゲドン道革新産業政策官は、「安全規則生活化の先進模範企業であるエア・リキードの工場運営事例が、道内の製造業の現場に伝わるきっかけになるだろう」と述べ、また、「実効性ある安全教育と外国企業文化に対する教育が、地域社会の未来人材の力量育成に貢献することを願っている」と明かした。