京畿道環境企業、中国・ベトナム地方政府への進出法の模索

投稿日d 2018-09-20 ヒット数 373

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京畿道が、今後において環境市場の成長が期待される中国とベトナムの地方自治団体を招待し、環境政策を共有するとともに道内の環境企業の輸出を支援する場を設けた。

京畿道は13日、ラマダプラザ水原ホテルにて、中国の陝西省と塩城、ベトナムのバクニン省所属の公務員や企業家約30名が参加した中、「2018グローバル環境産業協力フォーラム」を開催した。

今回の行事は、京畿道の進んだ環境政策を参加者である各国の地方政府に紹介し、京畿道の環境企業の海外市場への進出を支援するために設けられた。

京義道によると、中国は2020年までに環境改善関連部門に3,100兆ウォンを投資する計画であり、京義道環境企業の進出の見通しが明るい。ベトナムは年6%以上の高成長を維持しているが、環境汚染問題に悩まされており、問題を解決するために海外先進技術の導入を政府レベルで強く希望している。また、韓国企業の技術や製品を好んでいるのもメリットだ。

道は、フォーラムの開催に先立って、環境産業関連の専門家や企業人などで構成された専門家諮問会議と環境企業の意見などを取り集め、前述の地域を招待することに決定した。中国陝西省は、京畿道と環境産業において友好協力関係を結んでいるという点を、ベトナムのバクニン省は京義道と環境協力を希望するという点を考慮した結果である。

同日のフォーラムでは、京畿道と東アジアの各地方政府の環境産業政策を共有して協力・発展策について議論する「韓国・中国・ベトナムの環境政策懸案に対する共同政策セッション」を皮切りに、△中国の環境規制及び監督強化による韓中環境企業の協力と発展案に対する韓中協力セッション、△ベトナム水汚染解決策のための韓国事例の共有及び協力に対する韓国・ベトナム協力セッション、△道内の環境企業における技術開発の成功事例とグリーン環境センター活性化方策に対するグリーン環境支援センターセッションなどが行われた。

付帯行事としては、(株)WOOYANG ENGINEERING、(株)ACENなど京義道内20の環境企業と陝西環保産業グループ有限責任公司、陝西大津環境科学技術有限公司など中国の5の環境企業、そして(株)トゥアンタイン、EMS VIVAなどベトナムの5の環境企業が参加する貿易相談会も開かれた。

京畿道が環境問題をテーマに開催した国際フォーラムは今回が二度目となる。京義道は昨年、PM2.5(微細ホコリ)問題の解決に向けて遼寧省・黒竜江省・吉林省など、中国の北東3省とともに環境協力フォーラムを開催している。
 
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