京畿北部の夜空で「星ひとつに思い出と、星ひとつに愛を」

投稿日d 2019-08-20 ヒット数 5

コンテンツ

○ 夜空が昼より一層美しい京畿北部のおすすめ「星見るスポット」5か所
– 抱川「アートバレー天文科学館」、楊州「松岩スペースセンター」、加平「自然と星天文台」、議政府「天文台」、高陽「幸州山城(夜間開場)」
– 各スポットの特徴、施設、利用方法、公共交通機関でのアクセスなどを紹介

「星ひとつに思い出と、星ひとつに愛と、星ひとつに寂しさと…」

8月になると、私たちの胸の中で蘇る尹東柱詩人。彼は、詩「星を数える夜」で、日本植民地時代の青年知識人の心を星を介して唄った。人々は、解放された祖国を夢見る尹東柱詩人の星を眺め、思い出と愛、夢とロマンを語る。

今の私たちの胸の中の星は、どのような意味を持ち輝いているのだろう。そこで、京畿道は愛する人たちと一緒に夜空を眺めながら夢と希望を唄える「京畿北部星見るスポット」5か所を紹介する。

◆ 芸術と自然、宇宙に出会う「抱川アートバレー天文科学館」

抱川市新北面にある「抱川アートバレー」は、廃採石場を活用して文化芸術空間に再誕生させた、京畿北部を代表する名所の一つだ。花崗岩の直壁、天株湖などを楽しみながら、宇宙への果てしない想像を繰り広げられる場所だ。

「天文科学館」は、多彩な展示・体験を通して宇宙に対する好奇心を育める「展示館」、宇宙服を着て記念撮影できる「フォトゾーン」、映像を通して星座について学べる「天体投影室」、望遠鏡を通して天体を直接観測できる「天体観測室」などで構成されている。

天体投影室と天体観測室は、科学館1階で「天文プログラム」を予約すると入場できる。訪問客は、天体投影室で星座について説明を聞いた後に天体観測室へ移動して、昼間は太陽を、夜は天体を観測することができる。

昼の観覧は午前10時、夜の観覧は夜6時40分から始まり、最終観覧時間は夜8時20分だ。別途入場料はなく、抱川アートバレーの入場券で観覧できる。公共交通機関を利用したアクセスは、抱川市外バスターミナルで市内バス73番に乗車。(お問い合わせ:031-538-3488)

◆ 宇宙空間の中で存在を発見「楊州松岩スペースセンター」

韓国最大規模の宇宙・天文テーマパーク「楊州松岩スペースセンター」は、楊州市長興面の開明山に位置する。特に、ケーブルカーに乗って天文台へ登ることもでき、ひと味違った楽しみを味わえることで有名だ。

「松岩スペースセンター」には、韓国初の独自技術力で開発された600㎜リッチー・クレチアン式望遠鏡、ハイエンド望遠鏡などの最高性能を誇る望遠鏡施設が揃っており、より細かく星を観察することができる。一日天文教室、宇宙科学キャンプなど多彩な体験プログラムも用意されている。

また、宇宙で発生する様々な状況を体験できる「チャレンジャーラーニングセンター」、リアルな立体映像と臨場感溢れる音響で宇宙を経験する「デジタルプラネタリウム」など、ユニークな見どころ・体験を提供している。

その他にも、宿泊施設、レストランなどのアメニティ施設が揃っており、チャン・ウクチン(張旭鎮)美術館や青岩民俗博物館などの名所とも近いことから、家族連れの旅行客に人気を博している。

観覧時間は、土曜日午前11時から夜9時30分までで、最終入場時間は夜7時(個人観覧客基準)。利用料は、パッケージプログラム「スター利用券」(天文台+ケーブルカー+プラネタリウム)」基準で大人3万5千ウォン、小中高校生3万1千ウォン、4歳~幼稚園児は2万7千ウォンだ。公共交通機関を利用したアクセスは、1号線楊州駅で下車して、マウルバス15-1番に乗車。(お問い合わせ:031-894-6000)

◆ 深い山の清らかな自然の中で星と向き合う「加平自然と星天文台」

加平郡北面にある「加平自然と星天文台」は、京畿道で2番目に高い明智山(標高1,252m)の裾にある、清らかな自然環境の中で星を観測するのにもってこいの場所だ。

この天文台は、16インチのマクストフ望遠鏡など多数の望遠鏡を保有している。ただ星を見るだけでなく、天井に設置された330インチの大型スクリーンで星の誕生と消滅について学べる点が特徴だ。

訪問客は、事前予約を通して当日プログラム、1泊2日プログラム、2泊3日プログラム、団体プログラムなど状況に合わせて選択することで、各プログラムに参加できる。観覧時間は、夏季は当日プログラム基準で夜7時からはじまり、会社員のための当日プログラムは夜9時から実施される。

利用料金は、当日プログラム基準で一人当たり2万5千ウォンだ。その他にも、宿泊施設、食堂、売店、プール、展望デッキなど様々なアメニティ施設も揃っており、家族連れの休暇場所にもってこいだ。公共交通機関を利用したアクセスは、京春線加平駅または加平ターミナルで市内バス33-1、50-3、33-38に乗車。(お問い合わせ:031-581-4001)

◆ できたてほやほやの天文台「議政府天文台」

議政府市新谷洞の孝子峰の裾にある「議政府天文台」は、議政府科学図書館が拡大・専門化された施設で、様々な天体観測をできるよう今年4月からテスト運営に入った、「できたばかりの」天文台だ。

まだ正式開場していないが、毎週金・土曜日に限りテスト運営中だ。議政府天文台は、星を観測できるメイン観測室と補助観測室、宇宙関連資料が展示されるアストロ館、各種講演が行われる学びの場などで構成されている。

観覧客は、視聴覚資料を通して各季節の星座などの天体についての基礎知識を学んだ後、観測室に設置された望遠鏡を通して星を観測できる。

運営時間は、昼間は午後3時から4時50分、夜間は夜8時30分から10時20分までだ。利用料は無料で、観覧は議政府科学図書館の天文宇宙体験室ホームページ(ast.uilib.go.kr)で事前予約してから可能。公共交通機関を利用したアクセスは、議政府軽電鉄の京畿道庁北部庁舎駅で下車して徒歩、または1号線議政府駅から市内バス1-1番、23番、72-1番などに乗車。(お問い合わせ:031-851-8672)

◆ 都市の夜空は昼より美しい「高陽幸州山城」

文禄・慶長の役当時、3万の倭軍を撃退した幸州山城の戦いの現場である「高陽幸州山城」は、都心から近く漢江を一望できることから、首都圏市民の散歩コースとして脚光を浴びている。

徳陽山の自然の景色をはじめ、権慄将軍を祀った忠壮祠、様々な遺物が展示された大捷記念館、山の頂上にある徳陽亭、幸州山城の戦いの勝利を記念して1963年に建てられた「幸州山城大捷碑」など、散歩道の至る所に見どころが散在している。

7~8月の夏になると欠かせないのが、幸州山城の夜間開場だ。夕暮れ時に山城を登ると、赤く染まった漢江の夕焼けが鑑賞でき、日暮れ後に徳陽亭から眺める夜景は、壮観そのものだ。夜空と都市、漢江が調和して作り上げる夜の芸術は、見逃せない「白眉」だ。

夜間開場の運営時間は、7月6日から8月31日まで毎週土曜日夜6時から10時まで(9時入場終了)で、秋夕当日である9月13日も特別夜間開放を実施する予定だ。観覧料はない。公共交通機関を利用したアクセスは、3号線花井駅または京義中央線陵谷駅でマウルバス011番に乗車。(お問い合わせ:031-8075-4642)

キム・ヒョウン京畿道平和スポークスマンは、「梅雨明けの8月、夏の夜空は天の川を中心に織姫と彦星の星たちの輝きを鑑賞できる時期だ。昼より夜が一層美しい京畿北部で特別な夜空を眺めながら、愛と友情、希望と幸福を育めることを願っている」と語った。