京畿道は6月14日、京畿道フード広場にて、漣川郡の公共型外国人季節労働者を対象に、韓国文化体験イベントを開催した。
本イベントは、外国人季節労働者に韓国の情緒と文化を直接体験できる機会を提供するために実施された。
体験に参加した29名の漣川郡公共型季節労働者は、2025年4月1日にベトナムから韓国に入国、11月末まで漣川地域の農業分野で働く予定だ。
京畿道のフード広場は、食をテーマに交流して、多彩なイベントや教育を実施できるよう、京畿道が水原市西屯洞に造成した食文化スペースだ。イベントでは、プルコギ作りと試食体験、国立農業博物館と韓国民俗村訪問など、韓国の農業文化と伝統食文化への理解を深められるプログラムが実施された。
特に、今回の体験イベントは、移住者の権益保護と地域社会定着に向けた政策を総括する移民社会局と協力して実施、ベトナム労働者たちの意見を取り入れてプルコギを体験料理に選ぶなど、参加者中心のイベントとして企画された。
イベント当日、参加者たちは2チームに分かれて午前のプログラムを行った。片方のチームが京畿道フード広場でプルコギ作りと試食体験をする間、もう片方のチームは国立農業博物館で農業文化探訪を行い、その後場所を入れ替えた。午後には参加者全員が韓国民俗村に移動して、韓国の伝統文化体験を通じて、韓国の風習と情緒を直接体感する機会を持った。
ベトナム国籍の外国人季節労働者フィン・バン・プオッ・ト氏(46歳)は、「漣川で働く忙しい日常の中、京畿道が主催する韓国文化体験に参加して、韓国への理解をさらに深められた。京畿道のあたたかい心遣いに感謝する」と感想を述べた。
パク・ジョンミン京畿道農水産生命科学局長は、「本イベントが、外国人季節労働者が韓国文化に一層親しみを持つ機会となり、メンタルヘルスサポートと地域社会定着に役立ってほしい」とし、「今後も、市・郡から依頼があればプログラムを拡大し、訪問する人権相談やカウンセリングを並行して、メンタル面でのサポートを強化する計画だ」と語った。
イベントに参加したキム・ウォンギュ京畿道移民社会局長は、「今回実施された文化体験が、移住労働者が単なる労働力を超えて地域社会の構成員として尊重される機会になってほしい」とし、「今後も、外国人季節労働者を含めた移住者が、地域社会にうまく適応できるよう、制度的基盤と文化的理解の拡大に取り組んでいきたい」と述べた。
なお、京畿道内の外国人季節労働者は、2025年上半期、19市・郡に4,336人が割り当てられ、2024年2,877人と比べて50%以上増加した。6月2日現在、3,657人が韓国入国を完了し、人材が足りない農家で働いている。
]]>京畿道ジェンダー暴力統合対応団(以下、対応団)は12日、外国人であるジェンダーに基づく暴力被害者の支援に向けて、韓国外国語大学特殊外国語教育振興院と業務協約(MOU)を締結した。
両機関は協約に基づき、▲通訳・翻訳人材プール運営、▲通訳・翻訳の専門性強化、▲ジェンダーに基づく暴力被害支援・予防において互いに協力し合う。
対応団は、2024年にも京畿道外国人支援センターと業務協約を締結して、通訳支援団28名を委嘱し、相談や広報活動などを展開している。今年は特殊外国語人材を補強して、さらにきめ細かい支援システムを構築する方針だ。
対応団の関係者は、「特殊外国語教育において強みを持つ韓国外国語大学と協力することで、さらに多様な外国人被害者支援基盤を構築できるものと期待している」と述べた。
2024年4月に発足した対応団は、▲1366京畿センター、▲デジタル性犯罪被害者ワンストップ支援センター、▲ストーキング・交際暴力被害対応センター、▲児童・青少年性的詐取被害対応センターを統合して、京畿道内のジェンダーに基づく暴力の被害者に対する支援サービスを運営している。
なお、京畿道は外国人を含めた全ての道民に対し、24時間ジェンダーに基づく暴力相談サービスを実施している。相談は、京畿道ジェンダー暴力統合対応団(+82-31-1366)、ジェンダー暴力相談ホットライン(+82-10-2989-7722)、対応団ホームページ(www.majubom.kr)で受け付けている。
]]>京畿道は、京畿道経済科学振興院と共同で、京畿道所在のバイオ産業関連中小企業・ベンチャー企業の海外市場進出に向けて、6月16日から19日まで開催される「米ボストンバイオ展示会(BIO USA)」への参加を支援する。
バイオ展示会(BIO USA)は、米ボストンで開かれる世界最大規模のバイオパートナーシップ専門展示博覧会で、世界中のバイオ産業従事者間におけるビジネスパートナーシップ形成とグローバル交流にとって最適なイベントと評価されている。
京畿道は2025年4月、公告を通じてTXINNOバイオサイエンス、SNバイオサイエンス、Lmitoテラピューティクスなどの参加企業14社を選抜した。革新的新薬と高付加価値医薬品を研究・開発するこれらの企業は、現地にてグローバル技術ビジネスを展開する予定だ。
特に、17日にはイベント会場近くのカンファレンスホールで、京畿道経済科学振興院がKOTRA、韓国産業技術企画評価院、韓国バイオ協会、韓国取引所、インベストソウルと共同して、韓国バイオ産業の長所をアピールするための「コリア・バイオテック・パートナーシップ(KBTP)2025」を開催する。BIO USA 2025の公式付帯イベントである本イベントは、韓国バイオ産業の環境、資本市場、上場事例などについて情報を共有して、海外バイオテックとの相互理解を深めることを目的に実施される。韓国投資パートナーズ、サムスン証券、太平洋などがパネリストとして参加して韓国バイオ市場についての発表を行い、柳韓洋行、ABLバイオ、Rocheなどが韓国バイオ産業の成長可能性とグローバルビジネス事例を通じたインサイトを提供する予定だ。
オム・ギマン京畿道バイオ産業課長は、「バイオ産業は、企業が単独で事業化するのが困難な産業群であるため、多様なパートナー発掘を通じた協力が重要な成功の鍵として作用する」とし、「今回のBIO USA支援を含めた京畿道のバイオ産業グローバル技術産業化支援プログラムが、道内の中小企業・ベンチャー企業のビジネス領域拡大を成功に導く足がかりになることを願っている。京畿道は今後も、企業の海外進出に対する支援を惜しまない予定だ」と述べた。
]]>京畿道生涯教育振興院は、2025年6月7日、京畿未来教育坡州キャンパス(旧:坡州英語村)にて、「K-カルチャーフェスティバル」を開催する。
本イベントのプログラムは、世代間のコンセンサス形成と韓流文化の普及を目的とする7つテーマゾーンと24か所の体験ブースで構成される。
テーマゾーンのひとつである「K-スクエア」では、すべての世代が楽しめる公演コンテンツが展開される。EBS人気キャラクター「イナズママン」、「プンプンイ」、「ヤホ」、「トゥクタギ」が揃って参加する「イベンジャーズミュージカル」が舞台に上がり、韓国1世代プロファイラーのクォン・イルヨン博士による「未来融合科学特講」も実施される。
「K-ミニステージ」では、K-POPカバーダンス公演をはじめ、マジックジャグリング、ヨーデルの歌など多彩なジャンルのステージが繰り広げられる。「K-ノリマダン(遊び広場)」はタクチチギ(メンコ遊び)、クスルチギ(ビー玉遊び)、投壷などの伝統遊戯10種を常時体験できる空間で、「K-放送コンテンツゾーン」はボーカル録音、アニメ声優ダビング、ドラマ演技体験など未来の韓流主役である青少年向け体験型コンテンツで構成される。
その他にも、LED K-応援棒作り、CPR応急処置教育など、教育と体験が組み合わさったサブプログラムが運営される予定だ。
イベントは、事前申請または当日現場受付を通じて誰でも無料で参加できる。詳細は、「坡州K-カルチャーフェスティバル」公式ホームページ(pajukculture.com)で確認できる。
オ・フソク京畿道生涯教育振興院長は、「京畿道民がK-文化を直接体感できるお祭りとなり、さらに京畿北部が世界に羽ばたく韓流文化の拠点として発展する契機になってほしい」と述べた。
なお、「K-カルチャーフェスティバル」は、2025年9月にもK-パフォーマンス、K-POP、K-フードなどをテーマに開催される予定だ。
]]>京畿道と京畿道経済科学振興院は25日、「2025シアル・チャイナ(SIAL CHINA)」食品博覧会に、(株)アインスなど京畿道企業10社が参加して、相当額2,037万ドル、契約推進額1,694万ドルの成果を収めたと発表した。
シアル・チャイナは、5月19日から21日まで、中国上海の新国際博覧中心にて20万㎡規模で開催され、参加企業5千社以上、参観者約15万人に及ぶアジア最大の食品博覧会として名高い。
本支援事業は、京畿道が推進中の農食品の海外市場開拓支援事業の一環として、事前にコンタクトの取れたバイヤーとのビデオ相談を予め行い、現場で直接会って相談を実施した。
楊平郡所在のリニューアルライフは、京畿道の有機米で餅菓子、ライススティック、玄米パフなどを生産している。本博覧会に参加して事前に連結されたバイヤーと相談を行い、100万ドル、500万ドルの業務協約(MOU)2件を締結した。
リニューアルライフの参加者は、「支援機関のきめ細かい配慮によって、バイヤーとの輸出相談に集中することができた。事前ビデオ相談を通じて予め十分な協議を行えたため、良い成果を得られた」と述べた。
坡州市所在のクムソンTKは、スナック海苔、黄金ハチミツゆず茶、高麗人参ドリンクを空港免税店、米国、香港などに販売している企業で、本博覧会でその革新性が認められ、流通専門バイヤーと500万ドル相当の業務協約を締結した。
上海現地でイベント運営を総括した京畿道経済科学振興院GBC上海のイ・ビョンジク所長は、「全15館のうち、韓国館と京畿道館が運営された国際総合食品館(N1館)はメインゲート周辺に設置され、観覧客の視線を一気に集めることができた」とし、「中国の食品流通関係者だけでなく、ロシア、南米、中東、アフリカのバイヤーも韓国館と京畿道館を訪れ盛況を博した」と述べた。
ベ・ソヨン京畿道農食品流通課長は、「京畿道の農食品企業の海外市場販路開拓を積極的に支援して、グローバル市場競争力を強化し、さらに大きな成果を生み出せるよう努めたい」とし、「このような支援が、京畿道農家の所得増大にも貢献することを期待している」と述べた。
京畿道と京畿道経済科学振興院は、シアル・チャイナで収めた相談の成果が実際の契約につながるよう、フォローアップ支援に取り組む予定だ。
]]>京畿道は、19日から20日までの2日間、ソウルCOEXにて開催された「2025グローバルタレントフェア」に、初めて京畿道ブースを設置し、外国人投資企業採用館を運営した。採用館には道内の外国人投資企業24社が参加、グローバル人材に対する現場面接を実施して採用の機会を提供した。
産業通商資源部と雇用労働部が主催するグローバルタレントフェアは、韓国内外の求職者と企業をつなぐグローバル就職博覧会で、京畿道は本イベントを通じて、外国人投資企業が効率的に優秀な人材を採用できるよう支援した。2024年までは外国人投資企業が個別に参加していたが、今年からは京畿道が直接ブースを運営して体系的な採用支援を提供することとなった。
参加した企業は半導体、電気・電子、化学、物流など多様な産業分野において、グローバル人材に対して採用相談と現場面接を実施した。求職者側は、現場で企業の職務内容と採用条件を確認して、すぐに面接に参加できる点に強い関心を示した。
京畿道外国人投資企業支援センターは、採用館の運営の他にも、外国人投資企業向けカスタマイズ型ワークショップを開いて、支援プログラムを紹介した。特に、外国人投資企業が京畿道内で安定的に定着して成長できるよう、税制優遇、カスタマイズ型コンサルティング、教育プログラムなどさまざまな支援内容を紹介した。
こうすることで、外国人投資誘致環境を強化し、外国人投資企業の継続的な成長を支援する足場を固めた。
外国人投資企業に対するフォローアップ、求人・求職の連携、投資誘致支援などの京畿道外国人投資企業支援プログラムに関する問い合わせは、京畿道外国人投資企業支援センター(+82-31-247-8855)にて受け付けている。
ユ・ソジョン京畿道投資振興課長は、「京畿道が運営した外国人投資企業採用館は、グローバル人材と外国人投資企業が直接顔を合わせて対話することができる貴重な機会だった」とし、「今後も、外国人投資企業の人材確保を積極的に支援して、企業の地域定着に向けたさまざまな支援を展開していきたい」と述べた。
]]>キム・ドンヨン京畿道知事は5月15日、トダムソにてタイのピパット・ラチャキットプラカーン(Phiphat Ratchakitprakarn)労働大臣と会談し、不確かさが高まっている国際情勢の中、京畿道の主な貿易パートナーであり、ASEANの中心であるタイと協力強化について協議した。
キム・ドンヨン知事は「ピパット大臣とは今回で3回目の会談になる。韓国では初めての出会いは偶然、2度目は必然、3度目は縁があると言われるが、大臣とこのように深い縁を結ぶことになって非常に嬉しい」と歓迎の意を表した。
続けて「タイは韓国と京畿道の重要なパートナーだ。近年の不確かな国際情勢の中、立場を同じくして信頼できるパートナーとの関係がより重要になっている」と述べ、「特にタイはインドシナ半島の中心として、ASEAN2位の経済大国であり、信頼できる素晴らしいパートナー」であると話した。
さらに「経済副総理を務めていた頃、ASEAN財務大臣会議の議長を務め、韓国の新南方政策を積極的に推進してきた。タイを含むASEANとの協力は非常に重要であると考え、積極的に拡大してきた」と述べ、「京畿道知事になってからもその考え方は変わっていない。タイを含むASEANの国々との協力関係の構築に注力している」と強調した。
京畿道はタイをASEAN経済の中心であり、主な協力対象国として位置づけ、バンコクに京畿ビジネスセンター(GBC)を設立してG-FairやK-BEAUTY EXPOなどのイベントを通じて道内企業のタイ進出を支援している。2024年4月には京畿観光公社が地方観光公社としては初めてタイに代表事務所を開所した。
さらにキム・ドンヨン京畿道知事は「京畿道在住のタイの方々は京畿道民であり我々の大切な隣人として、特別な配慮と支援により共生できるよう取り組んでいく」と述べ、「韓国で初めて移民社会局を設立した京畿道の取り組みは、タイとパートナーとして生きるための有意義な第一歩であると考えている。より密接で実質的な協力方策を模索して実践に移していく」と付け加えた。
ピパット・ラチャキットプラカーン大臣は「こうして3回も会談ができたということは、京畿道とタイがパートナーであり、友好的な関係を維持しているということを意味する」と述べ、「韓国とタイとの国交も60年ほど続いている。京畿道在住のタイ人労働者のみならず、すべてのタイ人に注視していただきたい」と答えた。
ピパット大臣は済州で開かれたAPEC雇用労働大臣会議に出席するために来韓し、金(キム)知事との会談は今回で3回目だ。
金(キム)知事は2023年に韓国・タイ国交樹立65周年と韓国・タイ相互訪問の年(2023~2024年)を迎えて、当時タイの観光・スポーツ大臣であったピパット大臣と会談し、観光相互交流の活性化について協議したことがある。その後、ピパット大臣が労働大臣に任命された後、2024年3月の2回目の会談で道内におけるタイ人の雇用拡大のための熟練技能人材ビザへの切り替えと韓国国内におけるタイ人の不法滞在防止のための人材管理方策などを骨子とする協議記録(ROD)を締結した。
京畿道には現在約5万8千人のタイ人が滞在しており、これは全国のタイ人滞在者数の約30%を占めている。そのうち、約1万3千人は産業現場で働いている。
京畿道は外国人政策の強化を図るために2023年7月に韓国で初めて「移民社会局」を新設し、2025年から2027年にわたる「移民社会総合計画」を樹立して外国人労働者の雇用安定、定住支援、労働環境改善、基本権保障などを主な課題として様々な政策を推進している。
また、外国人熟練技能人材の誘致と「京畿道型広域ビザモデル事業」によって外国人労働者の長期滞在の基盤を築き、道内企業の人手不足の解消にも貢献している。
]]>京畿道と京畿観光公社が運営する第5期「京畿観光外国人SNSサポーターズ」が5月10日、驪州の世宗図書館にて発足式を開き、公式的な活動を開始した。
京畿観光外国人SNSサポーターズ「オーマイ京畿(O.M.G.)」は、韓国在住の外国人のうち、SNSにおける影響力が高いクリエイターを対象にオンライン・オフラインで募集して選抜し、アジア・米州・ヨーロッパなど世界の様々な国籍を持つ外国人30人で構成されている。
サポーターズは2025年11月までの約7か月間、グループ及び個別ツアーで京畿道の主な観光地、穴場スポット、祭り、イベント、グルメなどに自ら足を運んで体験した後、広報コンテンツを製作してInstagram、YouTube、TikTokなどグローバルSNSに投稿することになる。各国の文化や感性を取り入れた映像と画像を通じて海外の潜在的な観光客に京畿道の観光地を知ってもらい、多言語の字幕を付けることで観光情報へのアクセシビリティを高める計画だ。
京畿道は今回のサポーターズの活動を通じて外国人が共感できる生き生きとしたコンテンツを確保すると同時に、京畿観光の魅力を世界へ効果的に広められると期待している。特に、外国人観光客の増加にも大いに貢献すると考えられる。
チャン・ヒャンジョン京畿道観光産業課長は「外国人観光客にとって京畿道は『近いけど馴染みのない場所』という認識がある」とし、「外国人サポーターズが斬新でリアルな京畿観光コンテンツを制作できるようサポーターズの活動を積極的に支援し、サポーターズが京畿道の様々な魅力を世界に広めてくれることを期待する」と述べた。
]]>京畿道が4月29日から30日までシンガポールで開催された「REM(Renewable Energy Markets、再生可能エネルギー市場) Asia(アジア) 2025」のイベントで、アジア地域へのクリーンエネルギーの導入を先導した機関に選ばれた。
米国の非営利組織CRS(Center for Resource Solutions)が主催した今回のイベントは、シンガポールのソファテルシティセンター(Sofitel Singapore City Centre)にて開かれ、Google、Appleなどのグローバル企業と公共機関などから約300人の関係者が出席した。CRSは北米地域で再生可能エネルギーの認証(Green-e)を運営しており、社会的信頼性の高い機関だ。
CRSは世界最大のビジネスソーシャルプラットフォームであるLinkedInを通じて候補者の推薦を受け、独自の選定委員会の審査を経て京畿道を最終的な授賞機関に決めた。
これは京畿道が積極的に推進してきた京畿RE100、産業団地RE100政策、太陽光パネルの離隔距離規制の改善などの再生可能エネルギー政策の成果が国際的に認められた結果だ。これまでの3年間、Meta、Microsoft、CLP Power Hong Kongなどのグローバル企業や機関がこの賞を授賞している。
CRSのジェニファー・マーティン(Jennifer Martin)CEOは、「今年の受賞機関はすべて持続可能なエネルギーの成長の推進において実質的かつ重要な進展を成し遂げた機関」であるとし、「再生可能エネルギーの生産及びアクセシビリティの拡大のための推進力と献身、素早く成長する企業からの要求を満たす彼らの努力が市場のパイオニアとしての役割を果たした」と評価した。
授賞式に出席したキム・ヨンジ京畿道エネルギー産業課長は、「京畿道がアジアを代表するクリーンエネルギーを先導する機関として認められ、大変光栄に思う。今回の受賞は京畿道RE100政策に対する国際的な信頼を高める契機になるはず」と述べ、「これからもアジア圏の主要機関及び企業との交流を拡大し、再生可能エネルギーのグローバル市場で京畿道が先導的な役割を果たせるよう取り組んでいきたい」と話した。
]]>京畿道は、戦略産業分野の海外投資誘致有望企業25社を選定して、海外投資誘致に関するコンサルティング、投資誘致企業説明会(IR)、投資誘致のアフターフォローなどを提供する。
2025年に初めて実施される「インベスト(INVEST)京畿」事業のひとつとして推進されるものであり、新規事業にも関わらず22市・郡から95社の応募が集まり、約4:1という高い競争率を記録した。
「インベスト(INVEST)京畿」は、技術力と成長可能性を有する道内企業へ海外投資の資本流入を促進し、企業の投資誘致力量強化を支援する事業だ。
選定企業は、投資誘致の潜在力と能力、海外投資誘致に対する準備度、市場進出の可能性、事業実行力などの区別性などを考慮して選抜された。
選抜された企業は、人工知能(AI)、情報技術(IT)、医療・バイオ、モビリティ、エネルギー・新素材など京畿道の戦略産業分野における革新技術と投資誘致競争力を有する有望企業ばかりである。
選定企業は、産業における専門性、投資・経営における専門性、海外投資誘致支援に関する事業経験が豊富な専門コンサルティング運営会社による企業診断を受けることができ、投資誘致戦略と投資条件に対するマンツーマンのカスタマイズ型コンサルティングも提供される。また、コンサルティングの結果に基づき、投資説明会(IR)資料、広報動画政策など、企業の投資誘致能力強化に向けたアフターサポートも、企業当たり1千万ウォン以内で受けられる。京畿道が運営する海外投資誘致団の派遣と投資説明会(IR)にも優先的に参加できる。
今年、京畿道はカナダのウェブサミット・バンクーバー、ドバイのGITEXグローバルイベントに選抜された企業と共に参加して、グローバル投資者とのマッチング、グローバル革新技術トレンドの共有、革新技術企業間のネットワーキングを通じて、海外投資誘致の成功率を高める計画だ。
ユ・ソジョン京畿道投資振興課長は、「海外投資誘致を希望する道内企業に対し、海外投資誘致コンサルティング、企業成長カスタマイズ型サービス、海外投資誘致を支援する本事業を契機に、企業の投資誘致が促進され、グローバル関連能力が強化されることを願っている」と述べた。
京畿道海外投資誘致有望企業に選ばれた25社は、5月9日に企業オリエンテーションを受ける予定だ。
「インベスト(INVEST)京畿」事業についての詳細は、京畿道経済科学振興院(www.gbsa.or.kr)と京畿企業秘書(www.egbiz.or.kr)で確認できる。
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