町内の書店を地域の文化拠点へ… 京畿道、町内書店展の参加書店を募集

投稿日d 2018-07-20 ヒット数 147

コンテンツ

2017-gyeonggi-small-bookstore-fair
 
京畿道は今月20日から31日まで、「2018発見!京畿町内書店展」に参加する地域の書店を募集する。

「すべては書店にある」というスローガンの下で、昨年初めて開催された「発見!京畿町内書店展(以下、京畿町内書店展)」は大手フランチャイズ書店やオンライン書店に押されて行き詰まっている町内の小規模・個人経営の本屋を生かすために設けられたプロジェクトだ。

有名作家によるブックコンサート、詩の朗読会などの文化イベントを開催し、地域住民が会社帰りや夜の散歩のついでに町内の書店に気楽に立ち寄れるよう、地域内の文化スペースとしての役割を担っていくことを目的としている。

昨年の京畿町内書店展には城南市のブックバイブック、高陽市のミスターボティゴ、富川市の5KMブックストアなど、7市18店の書店が参加して約1千人の観覧客が集まった。パク・ジュン、イ・ビョンリュル、ウン・ヒギョン、キム・ヨンス、ウニュなどの作家が参加し、朗読劇場、動物ドローイング、バイオリン公演など多彩なイベントも開催された。

今年は10月13日から21日まで開催される予定であり、計20の書店が参加し、特別な文化イベントが開催される予定だ。

参加を希望する書店は、京畿コンテンツ振興院のホームページでオンライン申請が可能だ。
参加書店に選定されれば、文化イベントの開催における支援を受けることになり、イベント用の広報物や記念品などが提供される。また、参加書店主対象のワークショップにも参加して多様な情報を得ることができる。

また、京畿道は地域書店の活性化のため、京畿コンテンツ振興院と協力して「京畿道書籍生態系活性化事業」を2017年から推進している。京畿道書籍生態系活性化事業には、▲町内書店のリモデルリングと文化活動を支援する「頑張れ!京畿町内書店」、▲書店創業を準備する人や書店主の力量強化のための「京畿書店学校」、▲中小出版会社への支援のための「優秀出版コンテンツ制作支援」、「京畿道『今年の本』選定」、▲一般人対象の出版公募展である「京畿の隠れ作家」などの企画が含まれている。

京畿町内書店展の参加に関する詳細は、京畿コンテンツ振興院のホームページから確認できる。