京畿道、今年25億ウォンを投資して訪問文化活動を1,090回実施

投稿日d 2018-03-21 ヒット数 329

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高陽湖水公園で開かれた公演団体「グッジョブ(Good Job)」によるストリートアート公演
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華城ワウリ障害者昼間保護センターで開催されたヨクマル能楽保存会による訪問文化活動

京畿道は、今年25億ウォンの予算を投入し、約500の公演団体を選定して、早ければ今月から本格的に訪問文化活動に乗り出すことを1日に発表した。

今年は、計1,090回に分けて道内31の市・郡を訪問して公演などを行う予定だ。

訪問文化活動は、文化的な特典にアクセスしにくい京畿道民に多彩な文化享有の機会を提供し、文化芸術家には活動空間を支援する事業だ。公演はオペラ・声楽などの音楽部門、韓国舞踊・現代舞踊・バレエなどの舞踊部門、演劇・ミュージカル・パントマイム・人形劇など多様な分野で進行される。

京畿道は今年、障害者や高齢者、多文化(国際結婚・移民)家庭の構成員、脱北者などで構成された芸術団体の社会参加を重点的に支援することにし、公演団体の選定において彼らの団体に加点を付与する方針だ。

また、公演場所の選択にも文化活動から疎外されている施設、教育施設などでの公演の比重を増やし、昨年の50%から今年80%にすることで、社会的弱者層の文化体験の機会を増やすことにした。

昨年には、訪問文化活動に478の公演団体が参加し、1,060回の公演を繰り広げ14万5,762名が観覧した。

一方、京畿道はアマチュア公演アーティストたちの公演機会の拡大のため、27の市・郡を対象に1,330回のストリートアート公演(街頭芸術公園)を推進する予定だ。流動人口が集まり人々のアクセスが容易で、定期公演が可能な地域を優先的に選択し、当該場所が地域の有名スポットになれるよう誘導する方針だ。

ストリートアート事業は昨年には877の団体が参加して1,313回公演を実施し、20万2,303名が観覧した。

京畿道の関係者は「文化体育観光部が昨年に発表した2016年の地域別文化芸術イベントの観覧率統計によれば、京畿道は84.4%で全国3位を記録した。これは全国平均である78%よりもかなり高い水準」として「訪問文化活動とストリートアート活動を通じ、京畿道民なら誰でも日常で文化芸術を楽しみ、参加できる機会を提供するようにする」と述べた。