プログラマーおすすめの「必ず観るべきDMZ国際ドキュメンタリー上映作」10編

投稿日d 2018-09-11 ヒット数 392

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@ Elephant Boy – PARK Hwansung

第10回DMZ国際ドキュメンタリー映画祭が、13日から20日まで京畿道高陽市(MEGABOX白石店、MEGABOX一山ベラシタ店)、坡州市(ロッテシネマ坡州アウトレット店)、金浦市(金浦アートホール)、漣川郡(漣川スレウルアートホール)一帯で開催される。

8日間にわたって39カ国142編のドキュメンタリーに出会えるDMZ国際ドキュメンタリー映画祭は、私たちが暮らすこの世界の縮小版ともいえるだろう。8日間行われるドキュメンタリー映画祭で出会える、見逃せない10編の作品を、プログラマーのチョ・ミョンジンがおすすめする。

まず、家族みんなで楽しめるドキュメンタリー3編としては、韓国作品の「詩人のおばあさん(The Poem, My Old Mother)」、「エレファント・ボーイ(Elephant Boy, 2018)」、「フランス映画学校入試戦争(The Graduation)」がある。「詩人のおばあさん」は、韓国の全羅南道谷城に住むおばあさんが遅まきながらハングルを学びながら誌を書く過程を感動的に描いたドキュメンタリーだ。「エレファント・ボーイ」は、ネパールに住む12歳の少年クリスとゾウの調教師である少年の父との葛藤を少年が最も好きな動物であるゾウを通して描いた映画だ。

ドキュメンタリー初心者のためのおすすめ作品3編は、開幕作の「アンニョン、ミヌ(Coming to You, Minu)」、「朽ち果てる、朽ち果てない(Ash and Ember)」、「父が帰って来る前に(Before Father Gets Back)」だ。ドキュメンタリーを難しく思っている観客も気軽に楽しめる3編の構成となっている。どの作品も、移住労働者や移民者、イスラム過激派など最近世界の注目を集めている話題を提示しながら、魅力的な主人公を通してドキュメンタリーならではの濃い感動を与えてくれる。

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@ To Be a Teacher – Jakob SCHMIDT

ドキュメンタリーマニアには次の4つの作品がおすすめ。「カメラの前では敵対的他者、記憶のオフスクリーン」というテーマの特別企画で、ロバート・クレイマー監督の「われらのナチ」が上映される。マスタークラスのために来韓する、ドキュメンタリーの歴史において重要な人物である二人の巨匠監督の作品も観賞できる。フェルナンド・E・ソラナス監督の「燃えたぎる時」、アヴィ・モグラビ監督の「わたしはいかにして恐怖を乗り越えて、アリク・シャロンを愛することを学んだか」が上映される。1990年代初めに12歳のセルビアの少女がクロアチアのザグレブで残酷に殺される事件を記録した「スルベンカ」も見逃せない。

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