韓国の農村に嫁いできた多文化(国際結婚)女性を、生活改善会のメンターがお助けします

投稿日d 2018-10-15 ヒット数 391

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京畿道農業技術院は今月5日と12日、19日の3回にわたって、技術院の大講堂にて、結婚移民を通して韓国に来た女性農業家の安定した農村定着を支援するため、生活マナーや飲食文化、美味しい果物の選び方などに関する教育を行う。

参加対象は道内の結婚移民者の女性農業家30人で、京畿道生活改善会の会員10人がメンターになり、彼女らに必要な営農技術、生活礼法、生活科学技術など、農村生活全般に必要な知識と技術を指導する。特に、五味子清(砂糖漬け)、コチュジャン、ソンピョン(松葉餅)づくりなど、韓国料理を学ぶことができるプログラムも設けられており、教育に楽しさを与えている。

生活改善京畿道連合会は1958年に生活改善倶楽部として活動を始め、2010年に現在の名前に変更して活動中の農村女性組織だ。京畿道では現在、1万953人の会員が活動している。

京畿道農業技術院のチェ・ミヨン技術補給局長は、「結婚移民者の女性農業家を対象に、韓国文化への適応と農村地域社会における連帯意識の強化などを促すため、今回の教育を設けた。」と述べ、また、「生活改善会がメンターとなり、教育後も実質的な支援をする予定だ。」と語った。