京畿道、インドネシアの被災者に暖かい手を差し伸べる

投稿日d 2019-01-17 ヒット数 288

コンテンツ

京畿道が、昨年9月に発生した強震と津波で被害を受けたインドネシアの被災者たちに、温かい支援の手を差し伸べた。

京畿道は6日、インドネシア北部のスラウェシ地域の被災者5,600人余りを支援するため、5,000万ウォンの予算を投入し、昨年11月から12月までの2か月間、米・調理油・ビスケット・塩・缶詰などで構成された緊急食糧セットや飲み水1,424個を支給したと明らかにした。

インドネシア北部のスラウェシ地域は、2002年に京畿道と友好協力を締結した南部スラウェシと隣接した地域で、昨年9月に津波を伴ったM7.5の地震により、約1,700人の死者と約7万人の被災者が発生した。

これに、京畿道は10月、公募手続きを通して(社)アジア太平洋災害管理韓国協会を受託機関に選定し、被災者支援のための現地派遣及び調査を進めた。

京畿道が支援した緊急食糧セットと飲み水は、(社)アジア太平洋災害管理韓国協会の現地調査を通して、インドネシアの被災者の中でも支援が最も急がれる障害者、高齢者などの弱者に優先的に支給された。

京畿道は民選7期のスタートとともに、昨年(5千万ウォン)より2倍以上多い1億2,000万ウォンの国際緊急救護事業予算を編成し、国際社会の困難を積極的に支援していく方針だ。

(社)アジア太平洋災害管理韓国協会の担当者は、「外部の救護団体も徐々に現地を離れており、救援物資も依然として不足している状況であるだけに、京畿道が支援してくれた救援物資が非常に役立った」と述べ、また「救援物資をもらって生活の希望を取り戻す被災者たちを見て、やりがいを感じる」と語った。

緊急食糧セットと飲み水を受け取った被災者も、「津波発生以後、今後どう生きるべきか目の前が真っ暗だったが、救援物資を受け取り、また立ち上がらなければならないという意志と希望が生まれた」と述べ、また「救援物資を支援してくれた京畿道に心より感謝を伝えたい」と語った。

京畿道は2005年にインドネシアと2015年にネパールで地震が発生した時も救援物資の支援を行い、国際社会の困難をともに分かち合った。