ジャン・ジャック・ヨス元NNCSスイス団長、20日にキャンプ・グリーブスを訪問

投稿日d 2018-02-28 ヒット数 417

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20日午後、ジャン・ジャック・ヨス(Jean Jacques Joss)韓国-スイス協会長が民間人統制線内唯一の米軍返還基地である坡州キャンプ・グリーブスを訪問した。

京畿道によると、20日に行われたジャン・ジャック・ヨス協会長の今回の訪問は、京畿道とスイス中立国監督委員会(NNSC)間でDMZにおける国際協力拡大方案に対する協議をするため設けられたとのこと。

ジャン・ジャック・ヨス協会長はスイス軍予備役少将で、2007年から2012年まで約5年間、実際に韓半島DMZで中立国監督委員会スイス代表団の団長として勤務した経験があり、「DMZ専門家」としても知られている。

京畿道は、今回の協議を契機に京畿道-スイス間の協力システムを整え、年次別の協力計画を樹立・拡大していく計画だ。

特に、アルプス山脈に位置するスイスは世界的にも有名なハイキング観光大国であるため、現在平和ヌリキルを中心に京畿北部DMZの観光活性化を推進している京畿道の政策方針の樹立においても大きな助けになることが期待される。

イム・スンテク京畿道DMZ政策担当官は、「京畿道-スイス間の協力を通じて今後DMZの持続可能な開発・保全に拍車が掛かるだろう。」と述べ、また、「両国のノウハウを共有して協力の幅を拡大できるよう今後も議論を続けていきたい。」と明かした。